ベトナムの風俗事情!ホテルでJFは必要?ジョイナーフィーの真実

ジョイナーフィーはバンコク発祥らしい

GF(ジョイナーフィー)という言葉をご存知でしょうか。東南アジアの中でもタイ発祥と言われるこちら。バンコクのゴーゴーバーなどで選んだ女性をホテルに連れ帰る際に必要な費用として浸透しています。

ジョイナーフィーはホテルのレセプションに支払う入室料金を指します。最初のチェックイン時には宿泊予定者のパスポートを提出しなければなりませんし、現地人であれば国民証のIDカードを出さなければなりません。それ以外の人を宿泊させる場合は、一定額をセキュリティ面から支払うのが普通。

このGF(ジョイナーフィー)はタイの風俗事情でよく言われることですが、では同じ東南アジアのベトナムはどうでしょうか。やはり同様にGF(ジョイナーフィー)なるシステムが存在し、日本人は決められた額を支払う必要があるのでしょうか。

ベトナムの一部のエリアでGF(ジョイナーフィー)は発生することがある

ホーチミン夜旅(当サイト)でも、しばしばお客様から問い合わせがあります。

「カラオケで遊んだあと、女の子をホテルに持ち帰りたいんだけど、GF(ジョイナーフィー)は必要なのか」

というものです。バンコクでよく遊んでいらっしゃるお客様だと想像に容易いですね。
そこで筆者が聞き込みや独自で調べたところ、一部のエリアにおいてGF(ジョイナーフィー)を徴収してくるホテルがありました。

日本人町界隈のホテルには気を付ける

レタントン界隈の夜

その一部のエリアとは、ずばり「日本人町界隈」です。カラオケやガールズバーのある夜の繁華街の中心。この周辺でホテルが多いのはレタントン通りとタイバンルン通りです。とりわけタイバンルン通りに多く、ほとんどの旅行者と出張者はこの通り沿いの中級ホテルに宿泊することでしょう。

そして、確かに口コミなどを調べてみると、この周辺ホテルに宿泊し、カラオケレディを持ち帰った際にフロントに止められて、GF(ジョイナーフィー)となる入室料を請求されたことがある外国人が多数見つかりました。ちなみにGF(ジョイナーフィー)の料金は5ドルから多いところで20ドル程度。

ベトナムにGF(ジョイナーフィー)の習慣はない!

しかし覚えておいてほしいのは、ベトナムにGF(ジョイナーフィー)の習慣はまったくないことです。他のベンタイン市場周辺のホテルやその他のエリアではGF(ジョイナーフィー)を要求するホテルは皆無ですし、そもそもレセプショニストはGF(ジョイナーフィー)の意味自体知らないはずです。

つまり、GF(ジョイナーフィー)が発生するのは日本人町エリアの一部のホテルのみ。おそらくバンコクの風俗事情を知ったレセプションスタッフが、勝手にGF(ジョイナーフィー)と称して日本人を相手に小遣い稼ぎをしているだけです。

ベトナムの法律事情を鑑みても、GF(ジョイナーフィー)は請求することはできない

ベトナムでは夜22時以降に外国人とベトナム人女性が同室に居ることは禁止されています。売春および買春の防止策ですね。もし違反した場合は当然ホテル側も当事者として罰則の対象となりますし、何よりもホテル側が恐れている事態となります。ですのでGF(ジョイナーフィー)うんぬん以前に、日本人旅行者や出張者が風俗嬢をホテルに持ち帰るのはホテル側に秘密、もしくはホテル側との暗黙の了解で成り立っているのです。

そこでGF(ジョイナーフィー)を請求して宿泊客とトラブルになったら、困るのはホテル側。十中八九ホテルのオーナーはGF(ジョイナーフィー)を知らず、レセプションスタッフが勝手にやっている悪事と予想することができます。

ベトナムのホテルでGF(ジョイナーフィー)を請求されたらどうするべき?

おそらくこの問題の解決策は、旅行者・出張者側の意見と在住者の意見は真っ二つに分かれることでしょう。在住者側の意見としては、「一度払ってしまうとレセプションは図に乗ってどの宿泊客にも請求するから、絶対に払わないでほしい」というもの。一方ベトナムの夜が不慣れな方にとっては、「5ドルから20ドル程度でトラブルを回避できるなら安いもの」と考えることでしょう。

どちらの意見も否定するつもりはありませんが、一度毅然とした態度で拒否してみてはいかがでしょうか。ベトナム人は「ただ言ってみただけ」というのが非常に多いです。一度言われただけで払ってしまったら、日本人はいいカモにされてしまいます。こちらが否定的な態度を見せたら、おそらくホテル側が揉め事はごめんだと引き下がるしかないはずです。

ちなみに筆者は何十回もレタントン通りおよびタイバンルン通り周辺のホテルに宿泊して、ベトナム人風俗嬢を連れ込みしたことがありますが、一度としてGF(ジョイナーフィー)を請求されたことはありません。おそらく筆者の態度や会話(ベトナム語)で筆者が現地に精通あるいは在住者だと判断して、スタッフはスルーしているのかなと思います。皆さんも「女の連れ込むけど何か問題でも?」的な態度でスタッフに接してみてはいかがでしょうか。