ホーチミンで風俗体験。気になるHIV・エイズ感染事情
ホーチミンに旅行や出張できた日本人男性は、やはり夜は風俗歩きを楽しみにするのではないでしょうか。しかし、誰もが考える不安が、「HIV/エイズ感染の危険性」です。
特にベトナムのような東南アジア諸国は、先進国と比べるとHIV対策も発展途上。日本の風俗で遊ぶよりも、感染率は高いような気がしますね。
そこで、今回はベトナムにおけるエイズ含むHIVの感染事情をご紹介します。
目次
ベトナムにおけるHIV/エイズ感染者数
2016年のデータではベトナム全国の推定HIV感染者数はおよそ25万人。その内検査をして、HIVと診断されたのが17万3000人。そして、エイズの発症を抑えるため、ARTの治療を受けているのは11万5000人となります。
「HIV感染はやっぱり田舎が多いんじゃない?」
と高を括っていては非常に危険。後ほど説明しますが、HIV感染者が増えているのはハノイ市とホーチミン市となります。
HIVの感染経路
HIVの感染経路は、やはりご想像の通り性行為による感染が最も高く、48%。次いで血液感染が33%、母子感染が3%となります。
HIV新規感染とエイズ死亡人数
ベトナムでは毎年新規HIV感染者が3500人ペースで増えていると言われています。さらに年間650人がエイズを発症して死亡しているとのことです。
また、HIVの新規感染者の内25%は、ハノイ市とホーチミン市で占めているというから、両都市でのHIV感染率の高さがうかがえます。
ハノイとホーチミンのHIV感染率
ベトナム政府の保健局によると、ハノイのHIV感染率は22%、ホーチミンは3.7%との報告がされました。ハノイの22%というのは、どこまで信憑性があるかは不明ですが、かなり脅威。
一方ホーチミンの3.7%も決して低い数値ではありません。特に在住者の中で日常のように風俗で遊んでいる方は、この3.7%という数値をどうみるでしょうか……。
ちなみに、日本では風俗嬢と性行為をしたときのHIV感染率は推定0.4%と言われています。HIV国内推定感染人数、新規感染人数、感染率ともに、ベトナムは日本の10倍高いという結果となりました。
ちょっと安心?風俗嬢のコンドーム使用率は高い
発展途上国では風俗嬢との性行為に対して、コンドームの使用率が低いの危険材料。
「おっ、ゴム無しでいいんだ。ラッキー」と思ったら、大変なことにもなりかねません。
ベトナムでも近年はHIVやエイズの病気に対する知識が広がり、どんな形態の風俗であっても、風俗嬢がコンドームを持参、もしくはホテル側が常備しているのが普通となります。
ただし、安物のためぶ厚いコンドームであることがほとんど。薄型のコンドームがいい方は、自分で用意しておくといいでしょう。
風俗嬢と性行為をするときは、必ずコンドームを
物理的な接触を避けるコンドームの着用が、HIV・エイズの感染予防には最も効果的です。ホーチミンの風俗で遊ぶ場合は、とりわけ注意するようにしましょう。