ホーチミンの日本人町でカラオケ&ガールズバーが並ぶ小道を発見!
レタントン通りの奥まった路地に入ると、そこは迷路のように幾つもの小道が枝分かれしています。その一角にの「15B」という路地は、魅惑な雰囲気漂う通り。知る人ぞ知るカラオケ&ガールズバー通りを紹介します。
日本人町と呼ばれるレタントン通りのとある区画。日本語の看板を店先に掲げるレストランやマッサージ店、輸入雑貨店などが鎬を削って日夜営業しています。その日本人町は夜になると雰囲気が一変。歌舞伎町のような男の繁華街といったエキゾチックな空気が漂いはじめます。
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ホーチミンに不慣れな出張者や旅行者であれば、歩くのに躊躇してしまうような「路地」。在住者はベトナム語で「ヘム」と呼んでいますが、今回紹介するのは路地中に潜むカラオケ&ガールズバー(カウンターバー)が並ぶレタントン「15B」という小さなエリア。
目次
昭和の香り漂う日本人町をくぐった先には……
レタントン通り15Bは日本の食材が売っているアクルヒショップやゴーバンナム通り、レストラン「ホイアン」などが建つ通り沿い。15A、15Bなどと数字+アルファベットの住所表記を確認してください。15Bの入り口は写真上のように他の路地よりも開けているので、しっかりと目で追っていけば見落とすことは少ないでしょう。
こちらが15Bをくぐった最初の路地。頭上には日本人町を記した提灯が点灯し、少し進むとたこ焼きを焼く香ばしい香りが。「SAKURA」という日本食レストランです。
右手には路地裏で営業するお店の看板があります。無数の小道で構成されているこの路地裏の総面積はかなり広く、場所によって住所はレタントン通りからタイバンルン通りに変わりますので注意も必要です。
人気ラーメン店「大ちゃん」の角を左へ!
大ちゃんラーメンは在住者に人気のラーメン処。家系の豚骨ラーメンを異国のホーチミンで食べられるのはとっても貴重。15B最初の路地を入って真っ直ぐ進むと突き当りの左手に見えます。
15Bはこの突き当りを左に曲がってください。右に曲がってしまうと、住所はタイバンルン通りへと変わっていきます。
大ちゃんラーメンの角を左に曲がると、写真上のような路地が続きます。牛丼が食べられる牛屋やカウンタバーがいくつか並び、店先に座っている、ちょっとドキドキするような服を着たお姉さんたちがこちらに視線をおくってきます。
ちなみに、この界隈はグーグルマップには表示されないので、初めてこの路地を歩く人は誘惑にかられることなく正しい道を歩いてくださいね。
カラオケ、それともガールズバー。今晩はどちらを選ぶ?
道の突き当りにはガールズバーのようなマッサージ店のようなお店があります。その突き当りを右に曲がると、15Bのプチ繁華街に到着。左には壁にイラストが描かれたウォールアート。こちらはベトナム人の間でも知名度があり、日中はここで記念写真を撮っている若者もちらほらと見かけます。
この100mほどの通りには、カラオケとガールズバーがびっしりと隙間なく並んでいます。心臓の鼓動は最高潮!
にぎわう時間は夜の20時以降。それぞれの店先に美人セクシーガールが客引きをしています。その光景だけでも目の保養。ついつい何往復もしてしまいます(笑)
どのお店にしようか悩みますね。「この子かわいいな」、「ちょっと強引だからやめておこうかな」、「ここってなんか怪しい店だな」とさまざまな思いが交差することでしょう。
この手のナイトスポットの最大の欠点は、「外からではお店の中が見えない」ことではないでしょうか。
いかにも怪しげなお店。度胸ある人ならば、「よし、入ってみよう!」となるのでしょうが、保守派の人はいささかびびってしまいますね。傍のレディに腕を引かれて「オニイサン、お店入ってよ」と言われても、怖い人がいたらどうしよう。ぼったくられたらどうしよう。レディがお酒を飲みまくったらどうしよう……。入りたいけど入れないといった面持ちではないでしょうか。
そして、その勘は当たらずとも遠からず。まだまだこの界隈には日本人客をカモにする悪質なお店も少なからず存在するようです。在住者やレタントン通りを闊歩する出張者、駐在員の方々は知り合いのママがいるお店に行ったり、怪しいか怪しくないかはなんとなく分かる勘が働いているので、滅多に騙されることはありません。
夜の町ビギナーの方が見ず知らずのお店に入るのであれば、事前にお店選びをしておくのがおすすめです。