一般人でも風俗嬢でも、ベトナム人と本気で付き合うなら、するべき質問

もしベトナム人女性と付き合っていく中で、「この人と結婚してもいいかも」と思い始めたら、訊いておくといい事柄があります。一般人女性ならまだしも、カラオケやガールズバーで働く女性や風俗嬢ならなおのこと。自分と相手との価値観は最初から全く異なると思っておくのがベター。とはいえ、結婚となればできるだけ溝は埋めたいところ。妥協できるところとできないところを草分けして、本当にその人と結婚できるかを考えてください。

質問1:両親の人格はどんなか

以前知り合ったカラオケ女性の中には、両親に仕送りするお金が十分ではないから、近々姉と一緒に韓国まで遠征しに行く、という人がいました。どんだけ両親は貧乏なのかと尋ねてみると、実はその日の生活に困っているわけではなく、家を改築したいから、その費用を貯めるためということ。「家を改築するために体を売りに韓国まで行くのか? お前の身体って……」と思わずにはいられません。しかも話を聞くと、両親は数日に一度、お金をせびる電話をしてくるらしい。そんな両親を義父母に迎えることができるかは、よく考えるべきです。

質問2:家族の金銭事情

あまり相手の経済状況を聞くのは失礼と思う人。しかし相手がベトナム人であれば、必ず聞いておきたいところです。兄弟、両親の仕事、給料、借金の有無など、あらゆる金銭面は把握しておくべきです。

両親が借金を抱えているのであれば、兄弟総出で返済するのがベトナム人。月の給料の3分の1程度を何の躊躇もなく仕送りする彼女たちを「偉い、親孝行!」と賛辞を贈れるか否かは、貴方の心の器の大きさ。ただし、この仕送り事情は十中八九相手の方から宣言してきます。この問題はベトナム人同士でも大きな問題となるので、女性は予め「結婚したら、悪いけど私の給料のほとんどは両親にあげることになるから」と彼氏に忠告してくることが多いそうです。

質問3:両親の実家に行く頻度

両親が地方の田舎に住んでいるのであれば、田舎に帰省する頻度はテト正月とその他1回程度。しかし、ホーチミンからバイクで行ける距離ならば、月に一度ないし二度帰省することも考えられます。「来週の日曜はスイティエン公園に行こう!」、「来週は実家帰るから、あなたも来て」と喧嘩に発展することが容易に想像できます。もしホーチミン近郊に実家がある場合は、帰省する頻度をよく話し合うのがいいでしょう。

質問4:家(マンション)に親類を呼ぶな

質問4と5はかなり厄介な問題。実は筆者もこれが原因でベトナム人と離婚した経緯があるほど(苦笑)。結婚したら、当然戸建てもしくはマンションのマイホームに二人で住みたいもの。しかし、女性からしてみたら、「こんなに広い家だから、あと〇人は住めるわね」と両親や親せきを頻繁に呼んだりするかもしれません。ただ単に遊びに来るのであれば我慢できますが、厄介なのが、「甥が受験だから、2か月くらいここに住むわね」といったもの。

ほかにもありがちなのは、病院関係。田舎の病院は信頼できないと、はるばるホーチミンにやって来る親類が多くいます。「母が退院するまで、ここに居候させてね」と果物を持ってやってくることでしょう。

質問5:子供の世話は誰が見る?

これはベトナムの習慣の問題。ベトナム人は子供が生まれると、成長するまでの数年間は彼女の母親もしくはお手伝いさんに世話してもらいます。お手伝いさんも、たいていは田舎の親類。もちろん衣食住はこちらが負担。しかし、数年間という長丁場、マイホームに他人の住み込みを許すことはできますか?特に言葉が分からなければ会話もできません 。基本料理も相手が作ってくれますが、その方の作るベトナム料理の味が舌に合わないこともありますし、中部出身であれば、味付けはかなり辛いです。

その場合は、「子供が生まれたら、世話は僕たち二人で見よう」と話し合うことです。彼女が仕事を辞めて主婦に専念してくれるのであれば、それにこしたことはありませんし、共働きを続けるのであれば、不在時だけ世話をしてもらうお手伝いさんを雇うのが一番。3歳ころには託児所に預けることもできます

厄介なのは、彼女よりその周り

カラオケやガールズバー、風俗で働く女性は確かに教養レベルは低いかもしれません。しかし、それでもグローバルな現代社会に生きる若者には変わりありません。日ごろからネットやテレビ、雑誌で世界の標準的な思考や常識は養っていることでしょう。

厄介なのは、彼女の取り巻きといってもいいです。厳格な両親に逆らえない女性も多いので、その場合は貴方が盾となって自分の家族を守ることが必要です。