実体験!ホテルでベトナム女性と密会中に公安警察が入ってきた!

ベトナムには「外国人男性とベトナム女性が夜22時以降、同室にいてはいけない」という困った法律があります。売春防止の法律のようですが、男性諸君らや真剣に交際しているカップルにとってはいい迷惑ですね。しかし、これがネックとなって、ベトナム女性を連れ込むことができないホテルも多々あります。合法的に一緒に過ごすためには、その女性と結婚して、その証明である”結婚証明書”を提出する必要があります。

しかし、実際夜22時以降にベトナム女性とホテルで密会中、公安(警察)に踏み込まれたらどうなるかと思いますか?「多額の賄賂で見逃してもらう」、「下手すると強制送還」などといった憶測が流れていますね。そこで、今回は実際に踏み込まれた体験を2つご紹介したいと思います。

【体験1】「そんな法律知らなかった」とウソをついてみると……

先日筆者が交際中のベトナム女性とホテルに宿泊したときのこと。場所は空港近くの一泊50万ドン程度の安ホテルです。時刻は夜の23時を回ったころ。筆者はベッドでパソコンを立ち上げてネットサーフィンをしていて、彼女はシャワー中。そこで、ドアをノックをする音が……。

最初はホテルスタッフかなと思ったのですが、念のためドアにのぞき穴から外をうかがうと、なんとクリーム色の制服を着たばっちり公安でした。ぎゅっと締め付けられる心臓と高鳴る鼓動を抑えて、足音を立てないようにシャワールームへ。

「公安が来てるよ!どうしよう!」

彼女もびっくりした様子で慌ててシャワーをとめて、服に着替えます。その間2~3分程度ですが、一定間隔を置いてずっと公安はドアをノックしています。なかなか諦めないのは、おそらく我々が中に確実いると分かっているのでしょう。もう一度のぞき穴から確認すると、公安が一人、その横にホテルスタッフもいます。

服を着替えた彼女と相談して、どうやらやり過ごすことは難しいと判断して、彼女に恐る恐るドアを開けてもらいました……。

まずはホテルスタッフの女性が、「ごめんなさい、夜遅くに」と彼女に挨拶。それから、「あなた外国人と一緒にいるじゃない。でも、法律で結婚していない男性とは宿泊できないのよ。あなたと彼、結婚しているの?だったら証明書が必要なんだけど」と続きます。その横で公安は問答無用で部屋に入ってきて中の様子を確認。僕は隣のトイレ&シャワールームの部屋で便座に座って待機(おそらく公安は僕がトイレにいるものと思っている様子)。

「私たち結婚はしていません。でも、そんな法律があるなんて知りませんでした」
と彼女は努めて言いました。すると、公安が「月末に政府イベントがあるから、いま取り締まりを強化しているんだ」と言い放ちました。

「じゃあ、私たちは出て行かないとダメなんですか?」と彼女はたじろぐ様子もなく言い返すと、
「いや、その必要はないよ。次からは気を付けてくれればいいい。じゃあお休み」と公安はあっけなく引き返してくれました。

その後、30分ほど公安とスタッフはフロントで話し合いを続け、やがて公安はホテルを後にしました。筆者は彼女に事情を聞いてくるよう頼み、その結果。

1、政府の偉い役人が近く来るから、周辺ホテルを回って違法性を確かめているとのこと。
2、ホテルスタッフは特に公安に賄賂を渡すこともなく、公安は注意喚起のみで帰っていった。
3、ホテルスタッフが言うには、外国人とベトナム女性の同室の宿泊は違法だが、公安に見つかったからといって処罰された例は見たことがないとのこと。

また、ホテルスタッフ曰く、彼女が公安に言った「そんな法律があるなんて知らなかった」といえば、賄賂目的以外の公安はすんなりと見逃してくれるらしいです。また、夫婦とウソをつくのも一つの手。「結婚証明書は忘れた。持ってきていない」といえば、さすがに持ってこいとまでは言われないらしく、また仮に罰金は払うことになってもそれは賄賂となるのでホテル側が基本は払って解決するらしいです。

【体験2】賄賂目的の公安

続いても実体験。こちらは1区内のホテルでのできごと。宿泊料金は一泊50万ドン程度の安ホテルです。その夜筆者はガールズバーで知り合ったベトナム女性と一緒にホテルにいました。夜中の24時を回ったあと、前回と同様ドアをノックする音が……。しかし、今回のホテルはドアにのぞき穴がないため、誰が叩いているのか分かりませんでした。しばらくベトナム女性とどうするか考えていましたが、やはりドアの向こうの人は諦めてくれなく、ずっとドアをノックしてきます。

そこで、彼女がドアをゆっくりと開けると、公安とホテルスタッフの男性が立っていました。

「あー、ごめんなさい。いま外国人の男性と一緒にいますよね。言い忘れていたんですけど、結婚していないと2人を泊めることはできないんですよ」
とスタッフの男が歯切れ悪そうに言った。その横で公安は注意深く筆者を見ていました。おそらく一目見れば、筆者と彼女は売春関係だと分かることでしょう。

公安「二人はどういう関係?」
彼女「恋人よ」
公安「本当。売春は違法なの知っているよね」
彼女「恋人だって」
公安「でも二人がここにいるのは法律に違反しているんだよ」
彼女「そんなの知らなかったわ」

こんなやり取りは3分ほどしたあと、公安はスタッフと一緒に何も要求してこないまま部屋を後にしました。僕も彼女も落ち着いてから、「なんともなかったね」と少し笑いあいました。それから15分後、部屋の内線電話が鳴って受話器をとると、先ほどのスタッフから、フロントに来てもらっていいかと訊ねられました。僕が行くと、スタッフの男は苦笑いをして「先ほどはごめんなさい」。と謝罪してきました。

スタッフ「社長が公安には賄賂を渡しているんだけど、時々こういうこともあって」
と言いました。

事の順序としては、公安がまずやってきて、帳簿を見せろと要求。そして現在の宿泊状況を確認して、ベトナム女性、もしくは外国人男性一人客をターゲットに部屋を巡回したとのこと。彼の目的は賄賂。なので、最後に50万ドンほど賄賂を払って帰ってもらったとのことです。

ここでスタッフが言うには、

1、自分の知る限り、公安が罰金という名の賄賂を直接宿泊客に要求することはないとのこと。
2、ただし、もともとが売春の摘発であれば話は別らしい。ただ、その場合は公安は複数人でやってきて本格的に厳しい調査をする。それは稀。

まとめ

以上2つの実体験から分かったことは、

1、普通の安ホテルで買春行為を働いている最中に公安が来ても、基本処罰はなく、賄賂を払うとしたら、それは宿泊客ではなくホテル側。
2、「そんな法律知らなかった」、「結婚しているけど、証明書は忘れた」のいずれかを突き通せば、基本は見逃してくれる。

ただし、これはあくまでも公安によるところと考えてください。4月30日の解放記念日や9月2日の独立記念日、さらに国内外の重役、VIPが来るときは周辺ホテルを厳しく取り締まることがあり、場合によっては何かしらの処罰が下されることもあるかもしれません。しかし、上述したように、売春宿の棲み処として公安に狙われている場所でもない限りは、大がかりな摘発はないようです。